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「土地査定」に関するコラム

我が国の土地価格の推移

2013-06-30

我が国の土地価格は、戦後の高度経済成長期から平成の初めころのバブル経済と呼ばれた時期まで、ほぼ一貫して、右肩上がりに上昇し続けました。このころまで、我が国においては、土地は必ず値上がりするものであるという神話が広く信じられてきたといって過言ではありませんが、そのような神話によって、将来の更なる値上がりが期待できるとして、資産としての利回りから見れば高額すぎる価格であっても、売買が成立していたのです。
しかしながら、バブル経済の終焉を機に、このような状況は一変しました。すなわち、我が国における土地は、必ず値上がりするという神話が崩壊したばかりか、逆に、平成3年ないし4年頃をピークとして大幅な値下がりに転じ、その後は経済全体のデフレ傾向と基調をともにして下がり続けています。このような価格の推移は、人間の経済行動における心理が影響しているものといえ、最近のいわゆるアベノミクスにより、再び上昇に転ずることも考えられるところです。

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