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「土地査定」に関するコラム

田舎における土地売買価格の決定要因について

2013-07-03

土地を始めとする不動産価格は通常、公示地価や路線価といった公的な情報によって各地域で一定の相場感が形成されており、そこに個々の事情を織り込んだものを基準として産出され、売買の目安となります。ところが、市街地から離れ大型居住施設の需要が無くリゾートとしての需要も見出されていないような、いわゆる田舎地域においては事情が違います。地価産出の為の標準地が極端に少なかったり、売買の件数が少ない為に、相場感が形成されていない為です。
この為、田舎地域においては、売主の売却希望額や少ない売買件数から算出された過去の取引における実売額、買い手が妥当と考える希望額等によって、土地売買の価格が大きく左右される場合が多くあります。より相対的な要素が強くなるとも言えます。従って、似たような条件の土地であっても、売主・買い手の両者の意向によって売買額は大きく変わるものとなります。また、公的な指標から乖離した金額になる事も多く、双方が納得して売買できる価格の形成を主体的に行う事が、より重要となって来ます。

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