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不動産鑑定評価のひとつ取引事例比較法

2013-09-29

不動産鑑定士が不動産の価格を求める不動産鑑定評価の手法には基本的な3つの手法がありそのうちのひとつの方法が取引事例比較法です。この取引事例比較法という方法では他の不動産物件の取引価格から対象となる不動産の価格を求めるという手法です。つまり周辺の不動産取引の事例を収集して必要な修正や比較を行って求められた価格から対象となる不動産の試算価格を求めます。この取引事例比較法によって求められる試算価格は比準価格と言います。 不動産鑑定を行う際に気をつけなければいけない点として、不動産の取引には特殊な事情を含んでいたり時期が変われば価格水準も変動するということがあります。そのため事情補正や時点補正を行う必要があるとともに、不動産価格に影響を与えるような個別の要因や地域要因についても比較考量する必要があります。 そして原則的にこの取引事例比較法で扱う取引事例は近隣地域または同一需給圏内の類似地域にある不動産から選択しなければなりません。

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