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「不動産の売買・査定・鑑定・売却」に関するコラム

不動産鑑定と証券化とは

2013-10-03

不動産の鑑定評価とは、不動産の経済価値(価格や賃料など)を判定して、その結果を価額に表示することです。不動産取引の際に、その価格が適正であるかを証明する場合や、相続税の申告時など客観的な不動産の価格を証明する場合に行われます。この鑑定評価は不動産鑑定士等が行っており、鑑定士等が発行した不動産鑑定評価書は、客観的で適正な不動産の価額を証明するものとして公的に通用力のある唯一のものとなっています。不動産鑑定士に依頼される不動産の鑑定評価は、公的機関が依頼する場合や民間企業・個人等が依頼する場合があります。前者の場合、地価公示法に基づく標準地の鑑定評価や競売事務における鑑定評価などがあります。後者の場合は、売買や相続、担保等における鑑定評価や不動産証券化に伴う鑑定評価があります。この不動産証券化とは、社債や株式などの証券を発行する特別目的事業体を介して、ビルやマンション、物流施設、ショッピングセンターなどの賃貸不動産から生み出される賃料や売却益を投資家に分配する仕組みのことです。こうした不動産証券化の普及によって金融・資本市場から不動産市場への資金の流入が活発化し、都市・地域再生の促進につながっています。

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