不動産売却と土地の経済価値について

不動産売却と土地の経済価値について

2013-10-15

土地は不動産のひとつです。不動産の経済価値は、不動産の効用、不動産への有効需要、不動産の希少性の三者の複合的な結合によって形成されています。したがって、不動産売却を行うに当たっては、当該不動産に効用があるのか、当該不動産に有効需要があるのか、当該不動産に希少性はあるのかということをまず考慮する必要があります。このことを考慮することにより、売却する土地の経済価値を把握することができます。すなわち、経済価値があるもの、経済価値がないものとに区分できます。つまり、不動産売却が可能な土地と、不動産売却が不可能な土地があるということは言うまでもありません。不動産、特に土地に対する思い入れが人にはあるといわれています。しかしながら、思い入れによって一般的な経済社会における価値を変化させることができないのは言うまでもありません。不動産には適正な評価額なるものがあります。その代表的なものが固定資産税評価額です。