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「土地査定」に関するコラム

土地価格と固定資産税価格

2013-08-13

固定資産税は土地・家屋・償却資産を所有している者に対して課される地方税で、税を課すのは対象となる固定資産の所有地の市町村です。固定資産の課税標準は固定資産課税台帳に登録されている価格で土地の場合、実際には地価公示による土地価格の7割程度の土地価格になっています。そしてこの固定資産税価格は見直しの基準年度がありその時に決定された基準が3年間据え置かれます。そして納税者はこの固定資産課税台帳に登録されている固定資産税価格に不服がある場合は、固定資産評価審査委員会に審査の申請をすることが出来るとされています。 また固定資産税は毎年1月1日時点で土地を所有している者に対して課されるので年の途中で不動産の取引を行った場合でも1月1日の時点で土地を持っている売主がその年の税金を払うことになります。しかし実務では引渡日を基準にして年間の固定資産税価格を按分し、引渡日以降の分を買主が売主に支払うという手続きをとるのが一般的です。そのため買主は売買する土地価格だけでなく固定資産税分も支払う必要があります。

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