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「不動産の売買・査定・鑑定・売却」に関するコラム

不動産鑑定および買取額に好影響を与える立地条件

2013-10-23

不動産を売買するときは鑑定を依頼します。鑑定の際、立地条件は大きな要素であり、査定はもとより買取額を左右します。たとえば都市計画法では市街化区域と市街化調整区域を定めています。これらの区域は「無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため必要があるときは定められる」と規定されています(7条1項)。市街化調整区域では市街化を抑制すべき区域とされています(7条3項)。要約すると、住宅地ばかりにする地域にすることを規制しているのです。したがって、むやみに建物を建てることができません。そのため、立地環境の良好な住宅地に人気が高まり価格が上がるのです。不動産鑑定の際に立地が問われるのはこうした背景があります。
ただし、現在、不動産の地域が好立地でなければ買取額が上がらないとは限りません。所有している不動産の該当地域が再開発の対象となっている場合、土地および建物の価格は上昇傾向にあります。建物の場合は築年数が経過する為に注意が必要ですが、値上がりする時期を待ってから鑑定依頼に出すと買取額にも好影響を与えます。

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