不動産売却で求める見積もりは、土地等の価格以外に手数料も

不動産売却で求める見積もりは、土地等の価格以外に手数料も

2013-08-29

1回の取引で莫大な金額が動く不動産取引。特に個人が所有している土地や建物を売却して入手できる金額はその後の人生設計にも大きな影響を及ぼすものでしょう。ゆえに、その取引は慎重を期したいところです。必要なのは、売却活動の過程において常に比較検討することです。
その第一歩としては、不動産会社と契約を結ぶ前に売却にかかる見積もり額を複数の業者に依頼することです。物件の査定額や各社の対応はもちろん、諸経費や手数料の見積もりに関しても事前に比較しておけば、後で法外な金額を請求されるのを防止できます。ここで見積もり額を明示されない場合は、契約後に請求される諸費用も疑問に思ってかかるくらいに慎重になるに越したことはありません。
また、登記の際に司法書士に支払う経費や手数料に関しても同様です。特に、司法書士手数料に関しては仲介手数料と違って上限・下限なく自由化されているため、見積もりを比較しなければ適正かどうかの判断が難しくなります。いずれの場合も契約前の見積もりなら何社に依頼しても違法にはなりませんので、よく検討してから契約に臨みましょう。