土地の一括売却と仲介

土地の一括売却と仲介

2013-09-24

土地を複数所有しているようなものが、それらの土地を不動産業者の仲介のうえで売却しようと考えているときは、それらの土地が近場にあって、個別に売却するよりも、まとめて売却する方が総合して価格が高くなる可能性があります。たとえば、日本においては、立法経緯から土地と建物を別物として扱っていますので、土地とそのうえにある建物は一括して売却される方が高値がつくでしょう。それ以外にも、複数の土地に関して、立地条件が近接しており、それらをまとめて管理することができるようなものであれば、広大な土地で商売をしようと考えているようなものが高額な価格でその土地を一括して取得するようなこともあるかもしれません。
なお、一括売却という言葉は、民事執行法上における担保権の実行や、強制競売においても用いられる用語でありますが、実務的には、一般私人が自身の所有する複数の不動産を同時に売却するときにも使うことがある言葉です。