「マンション」に関するコラム
マンション売却にかかる費用は、確定申告で発生する税金も含めて考えておく
2013-10-17
マンションを売却するときには、さまざまな費用が必要になります。おそらく誰もが、できるだけ費用を抑えて売却を行いたいと考えるものです。せっかく高値でマンションを売却することができても、その分高い費用がかかっていては元も子もありません。ですから、マンションを売りたいと考えているならば、マンション売却にかかる費用に関する知識を持つことが大切です。 マンションを売却する際の費用として、まず誰もが思いつくであろうものが仲介手数料です。これは、売り手と買い手を仲介してくれる不動産会社に支払うもので、一般的には、売却価格の3%に6万円を上乗せしたものが仲介手数料になります。しかし、この値は上限値であるので、不動産会社によってはもっと安価な手数料で仲介を行なっていたりします。 これに加え、マンション売却の費用として必要になるのが、抵当権抹消費用です。抵当権は、住宅ローンを組んでマンションを購入した際、その物件に対して設定されるものです。この抵当権が物件に残ったままだと、その物件を売却することはできないので、司法書士に依頼して抹消してもらう必要があり、一般的に2万円ほどの費用がかかります。またその際には、住宅ローンの残金を支払う必要性も発生します。 さらに、確定申告の義務も発生します。年度末に支払う税金ですが、気構えとしてはマンション売却時の費用として考えておくべきです。