マンション売却をする時に必要になってくる費用

マンション売却をする時に必要になってくる費用

2013-12-18

近年の不動産価値の高騰に伴い、投資目的でマンション売却を行う地権者が増加しています。その結果、不動産売却益を得ることを目的として安易に不動産売却を行う人間が増え、後にトラブルとなることが多くなりました。そのトラブルの主な原因は、不動産売却を行うにあたって必要な費用についてです。
まず、不動産取引は、民法上特に成立要件についての規定は存在していません。つまり、不動産売買契約については当事者の意思表示のみで成立するということになります。取引を行う場合には、法律上契約書を作成する必要もありません。しかし、法律上必要がないとは言っても、その契約の存在を証明するという目的で作成されるのが普通です。
そして、第三者に対して効力を持たせるために不動産登記手続きを行う必要があります。不動産登記手続きは司法書士のみがこれを行うことができ、司法書士に依頼をした場合は報酬を支払う必要があります。不動産売却時の費用として、契約書作成費用や登記費用も考慮する必要があります。
また、マンション売却は利益が出た場合に税金を支払う義務が発生します。不動産売却を上手に行う極意は、こういった売却の際に発生する費用や税金について知っておくことです。