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「不動産の売買・査定・鑑定・売却」に関するコラム

不動産鑑定の重要性とガイドラインについて

2013-09-27

不動産鑑定とは、不動産の経済価値を判定し、その結果を価格として表示する事を言います。不動産鑑定によって算出された不動産価格は、企業の財務諸表における簿価計上にも使われます。従って、不動産は価格算出方法によって価格に幅が出易いという特徴がありますが、或る程度統一された基準の元で適正な価格算出が行われる必要があります。簿価への価格計上はその企業の財務・企業価値等の判断材料にもなる為に株価等への影響も考えられ、ひいては社会的影響を及ぼす可能性もある為です。そこで不動産鑑定においては、管轄となる国土交通省によって主に2つのガイドラインが定められています。これは「財務諸表の為の価格調査の実施に関する基本的ガイドライン」と、「証券化対象不動産の継続評価の実施に関する基本的ガイドライン」の2つを指します。具体的には会計基準や時価の扱い、各段階において採用すべき鑑定基準の種類等について、細かく定められています。

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