不動産鑑定方法(原価法)

不動産鑑定方法(原価法)

2013-09-30

不動産の価格が正確にはいくらくらいになるのか知りたい時には、不動産鑑定士に依頼して鑑定してもらうことになります。不動産鑑定士は不動産の価格を鑑定する専門家で、様々な鑑定手法を駆使して不動産の正確な価格を鑑定します。不動産鑑定手法には原価法、取引事例比較法、収益還元法などがあり、原価法とはその不動産を今現在立て直しした時にいくらになるのか、今現在の材料費や建築費用がいくらかかるのかといったところを考慮して価格を出すので、今現在の住居用不動産の価格を知るための最良の方法と考えれれます。収益還元法とは対象不動産を賃貸した場合にいくらくらい儲けが出るのか、という考え方より不動産価格を鑑定する手法のため、原価法に比べて住居用不動産の価格鑑定することには少し向いていません。また取引事例比較法とは周辺の土地広さや建物の規模・様式など同等の不動産が、取引がいくらくらいで行われたのかという事例より対象不動産の価格がいくらになるのかを鑑定する方法でこちらも今現在の不動産価格を求めることに関しては原価法より少し向いていません。