「不動産の売買・査定・鑑定・売却」に関するコラム
不動産の買い替えローンについて
2013-12-23
不動産の住宅ローンの残債が多く、買い替えは無理と持っている方は多いかと思います。買い替えを検討する場合には、売却損そのものではなく、ローン残債額との兼ね合いが重要になってくるわけです。要するに家を売ったとしてもそのお金でローンを完済できないということです。 この場合、もしも手元にローンの不足分を返せるだけの手持ちがあるのであれば問題はありません。ただ、ローンを完済して抵当権の抹消が出来ないのであれば、買い替えは不可能なわけです。 これまではこの段階で諦めなければならなかったわけですが、近年では返しきれなかったローン残存額を上乗せ融資するという、買い替えローンを専門として扱っているところもあるのです。これにより、ローンの残債が残っていても新しい物件を購入できる可能性が生まれているのです。 ローンの残債が多いからと言って売買を諦めてしまわずに、どうしても住みたい物件があるなら、買い替えローンを検討してみるといいでしょう。