マンション査定の事例比較方式について

マンション査定の事例比較方式について

2013-07-11

マンション査定で行われる事例比較方式は、近隣エリアにある類似する物件の取引事例から、査定対象物件の価格を求める方法です。比較相手となる事例物件は、同じ駅にあり、同一方向に建っている物件で、建築時期が近い物件を選びます。また、専有部分の面積や建物全体の規模や仕様が類似していて、最近取引された物件を選ぶ様にします。駅からの距離や、周辺環境、築年数などの項目で比較し、価格を算出します。その他、マンションに付随する特殊な設備がある場合は、必要に応じて算出した価格に加算します。
最近は、共用施設を充実させて、近隣マンションとの差別化を図るケースが多くなっています。算出査定価格に加算される人気の共用施設には、次の設備があります。①ゴミが24時間いつでも出せるゴミステーションがあると、ゴミ収集の時間や曜日を気にしなくて良くなり、ストレスが無くなります。②不在時に届く宅配便の荷物を保管できる宅配ロッカーがあると、再配達の依頼が不要となり便利です。③友人や知人が遊びに来た時に宿泊できるゲストルームがあると、宿泊費の節約になります。