土地の価格決定と建物を建てることへの注意事項

土地の価格決定と建物を建てることへの注意事項

2013-07-14

土地の価格は、売り手の希望と買い手の希望が一致して決まるものです。まず、売主は売却希望の値段を提示しますが、これは適正な値段より、やや高めになります。次には不動産業者によるものが出されます。これは、周辺の取引事例や公示価格、路線価などをもとに算出されたものです。査定は無料ですので、数社の不動産業者に依頼して、それをもとにして交渉をすることが適切なことです。購入するときには、登記簿をチェックすることが大事です。
土地環境をチェックすることも重要なことです。環境のチェックは、不動産業者からもらった資料だけによるのではなく、実際に現地に赴くことが必要です。また、その敷地が昔どのような形の土地であったのかということを知るのは重要なことです。新興住宅地の造成地は、盛り土や切り土で地盤改良を行っている場合が多いので、基礎が不安定なことがあります。地質がよくない場合には、地中深く杭を打ち込む杭基礎や、建物が沈まないようにするべた基礎にする必要があります。