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「土地査定」に関するコラム

会社ごと土地を売却する不動産M&A他、事業承継には充分比較検討を

2013-09-04

数十年前の高度経済成長期に創業し、日本の経済を支えてきた企業。しかし、時が経って今やその経営者も定年を迎えるなど高齢化が進んできています。特に中小企業の場合はスムーズに後継者が見つからないことも多く、頭を抱えている経営者の方も多いでしょう。そのようなとき、廃業する前に事業を他社に引き継ぐ形を取るM&A(Mergers and Acquisitions・合併と買収)という形式を選ぶ企業が多くなってきました。
仮に廃業後に残った土地や建物のみを売るとすると、そこには法人税が加算されるため譲渡金額の一部のみしか会社に残りません。しかも資金を株主(経営者)個人に移すときにはそれが個人の所得と見なされ、さらに所得税が課税されるのです。その点、廃業前に不動産を会社ごと売却する不動産M&Aでは、会社の売却=株式の売却となり、そこにかかる税率は不動産のみの売却の際よりかなり抑えられることができるので、この方式を利用する経営者が増えたのです。
このような事業承継にかかる方法は不動産M&Aが全てではありません。単純に社内で有望な後継者を育て上げる選択肢も含めて、比較検討を充分に行うべきです。

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