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「マンション」に関するコラム

マンション売却契約の方法について

2013-12-11

マンション売却は、主に売買契約の方法で行われます。そして、売買契約については他の経済的取引の場合とは異なる特殊な規定が存在します。まず、売買を行う場合には、通常の取引と同様に意思表示だけで成立します。この場合には契約書は法律上必要ありません。しかし、売買契約が存在しているか否かを、後にトラブルが生じた場合に証明する際には必要になってきます。つまり、法律上は必要ないとしても、実質的にはマンション売却を行う時には契約書を作成する必要があるということになります。そして、この場合には、法律上、売主は買主に対して売買契約に基づく瑕疵担保責任を負います。
この瑕疵担保責任とは、売買の対象となる物について、隠れた瑕疵が存在する場合には、売主がその瑕疵について知らず、かつ知らないことについて過失が存在しない場合であっても、その瑕疵を原因として生じた損害について賠償するという責任を負うというものであります。そのため、売主はそのポイントについて留意するべきです。

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