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「土地査定」に関するコラム

土地の価格を査定するには

2013-07-08

不動産、特に土地の売買では、適正価格を知るのが大切です。しかし、土地はそのほかの動産商品と異なり、その個別性が非常に強い、唯一無二のものであるため、価格判断はきわめて難しいものです。国土交通省や各都道府県が発表している宅地の路線価と呼ばれるものは、ある程度の判断基準にはなるものの、個別事情などの特徴を鑑みて設定されるわけではありません。その場所特有の事情が考慮される査定には、総合的に合理的な判断方法というものはないのが現状です。
では、実際にどのような判断において査定がされるのかというと、取引の時期やその周辺地域の相場などが大きく影響します。つまり、買いたいと言っている人が多い、需要が高い地域については、値段が上がり、需要の低い地域については値段が低くなる傾向にあります。また、土地は立地条件や形、面積、接する道路の方角などによっても査定額は変わります。たとえ良い評価で、高く販売をしようとしても買う人がいなければ売れませんので、最終的には売主と買主の合意に基づくものになります。なお、不動産の売買には資格をもつ業者の仲介が必要です。

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